書籍・掲載情報

著者：石王丸周夫
中央経済社（2025年11月15日）
【概要】
決算短信、株主総会招集通知、有価証券報告書等の訂正事例の中から誤謬に関するものを深掘りして分析。全39ケースから見出される再発防止のヒントも解説。

【目次】
第１章　煩雑な会計基準等
・ケース1-1　退職給付に係る調整額の計上漏れ
・ケース1-5　外貨建子会社株式の減損金額の算定誤り　など
第２章　煩雑な業務プロセス
・ケース2-3　設備投資額の開示書類間での不整合
・ケース2-4　剰余金の連単落差と分配可能額超過　など
第３章　初見・不定期取引
・ケース3-1　自己株式処分時の仕訳誤り
・ケース3-8　抱合せ株式消滅差損益の連結消去漏れ　など
第４章　ヒューマンエラー
・ケース4-1　取締役の報酬等の誤記載
・ケース4-3　株主資本等変動計算書の単純な誤入力　など
第５章　情報収集の不備
・ケース5-1　代理人取引の把握漏れ
・ケース5-3　保有銘柄の株式分割時の時価評価額の誤り　など
第６章　誤謬・訂正をめぐる全般的留意事項
１．訂正による追加コスト
２．上場企業が強化すべき会計領域
３．誤りの原因から対策を考える