会計情報
IFRS18で定義された「営業利益」~日本基準の「営業利益」と何が違う?
2024年4月にIFRS18 「財務諸表における表示及び開示」が公表されています。 IFRS18では、損益計算書に「営業区分」・「投資区分」・「財務区分」を設けて区分表示することが新たに求められます。 この区分を踏まえ、 […]
ワードサラダ化する会計基準
「リースに関する会計基準」が公表されました。抽象的な表現が多く、難しい内容です。予備知識がなければ、本文を一読しただけではイメージがわかないように思います。 もっともらしい単語が羅列しているだけで意味をなさない文のことを […]
短信レビュー実施は4社に1社程度か
8月15日をすぎ、3月決算企業の2024年度第1四半期の決算発表はほぼ終了したとみられます。 今回の四半期決算から、監査法人等による四半期決算短信のレビュー制度が導入されました。レビューは一部の企業に義務付けられますが、 […]
新設された「中堅企業」とは?
一般用語の顔をした専門用語 言葉の意味は一つに定まるものではありません。特に、一般用語としての意味と専門用語としての意味が異なる場合には、注意が必要です。会計・税務や法律の分野では、こうしたケースがいくつも見受けられます […]
新千円札が自販機で使えない
新千円札が使えない自販機があります。それも1台や2台ではありません。町はずれの誰も使用しないような自販機ならまだしも、JR東京駅構内の飲料の自販機でも使用できないのです。7月11日のことです。新札が発行されたのが7月3日 […]
<R6税制改正>外形標準課税の改正をわかりやすく概説
令和6年度税制改正により、法人事業税における外形標準課税の適用対象企業に関する判断基準が追加されます。 法人事業税は次の3つから構成されます。このうち、付加価値割と資本割が外形標準課税です。 ※付加価値額=収益配分額( […]
<報酬関連情報>24年3月期の監査報告書はココに注目
監査報告書に「報酬関連情報」が記載されるようになります。 倫理規則の改正(2023年4月1日から施行)により、一定の場合に監査報告書において報酬関連情報の開示が求められるようになりました。 報酬関連情報の開示が求められる […]
実務指針が引っ越し ~移管指針公開草案「移管指針の適用(案)」が公表~
会計に関する実務指針の「引っ越し」が行われる見込みです。 かつて、日本における会計基準は企業会計審議会が公表し、実務上の取扱い等を示す実務指針等については日本公認会計士協会が公表する体制がとられていました。 しかし、20 […]
四半期短信レビューを実施しない場合の留意事項
JICPA(日本公認会計士協会)から次のような会員(公認会計士、監査法人)向け文書が出ています。 「第1・第3四半期決算短信に添付される四半期財務諸表等に対する期中レビュー契約を締結しない場合の留意事項(お知らせ)」(2 […]
「期中レビュー基準」公表/「期中レビュー基準報告書」の略称は?
上場会社の開示担当者の大半が気にかけているであろう四半期報告制度の改正。レビューを担当する監査人が拠り所とする、「期中レビュー基準」や「期中レビュー基準報告書」も続々と確定しています。「期中レビュー基準」は企業会計審議会 […]